プレーンらいす

可能性は、すげーいっぱいあるから。

伊野尾くんのめざましいテレビのお仕事

私はいつから伊野尾くんのソロ仕事を素直に喜べなくなったんだろう。


2016年3月3日、早朝からとんでもない事が起きた。
伊野尾くん、4月からめざましテレビの木曜レギュラー決定。
そんな事とはつゆ知らず、私は呑気に録画しておいた前夜のいただきハイジャンプを見ていた。
フジテレビで伊野尾くんのコメントが流れていたその頃、私はいたジャンを存分に楽しむためTwitterも開かず前夜のフジテレビとパンにかじりついていた。
早起き(するための早寝)はその日一文の得でもなかった。


いつが始まりか、何に出演したかそらでは思い出せない程のバラエティ出演ラッシュ、度重なる猫男子のお仕事に心とHDDレコーダーが疲れていた時にやってきたその知らせは、私に喜びという感情をもたらさなかった。
出勤前の私の心は、TLに溢れる喜びと激励の言葉とは裏腹にスーッと冷めていった。


また伊野尾くん、やっぱり伊野尾くん、伊野尾くんばっかり。


紛れもなく私は伊野尾担で、アイドルという職業を選んで生きてくれているアイドル伊野尾慧が大好きで、それは揺るがない。
だけど、頂いたお仕事の内容云々はさておいて、伊野尾くんにばかりお仕事が与えられるこの世界が本当に嫌いだった。
伊野尾くんが大好きで伊野尾くんばかり見ているけれど、Hey! Say! JUMPが大好きだから。
もう少しで(担当を)『降りたい』と“お”を入力するためにツイートボタンを押す所だった。ほんの一歩手前だった。



私はいつから伊野尾くんの抜擢を素直に喜ばなくなったのだろう。
2015年の幕開けとともに舞い込んできた、おしゃれヘアカタログのソロ表紙・『カラフト伯父さん』主演決定・『戦う!書店ガール』出演決定・『殺せんせーションズ』サビでのソロパート*1...伊野尾くんにお仕事やソロパートがある度に泣いて喜んでいたのはこの頃までだったかもしれない。
以降の伊野尾くんは皆さんご存知の通りで、その頃から伊野尾くんの周りも伊野尾担の周りもJUMP担の周りもどんどん変わっていった。
この辺りは長くなるのでまた別の機会に書きたい。

そんな中でも伊野尾くん自身は何も変わらないし、わかってはいたけど自らの口から“僕自身を取り巻く環境は変わっていない”*2と言ってくれた事は嬉しかった。
やっぱり伊野尾くんだ、と思った。

だけど世間に与えられる“伊野尾くん”は相変わらず私のより好きな方の伊野尾くんでない事が多くて、変わってしまったとは微塵も思ってないけれど「昔の方が好き」だという虚しい主張をTwitterで今も繰り返している。



かくして私は、本来なら手放しで狂喜乱舞するべき大好きな自担のお仕事に、悪い意味で過敏になってしまった。
そんな時にやって来ためざましテレビ
当然動揺した。
また伊野尾くんだ、なんで、どうしよう、って。
およそ伊野尾担の発言じゃないよこれ。
少し前の自分のツイートが頭をよぎる。

後半はDVD見てたせいなのでスルーしてもらいたい。笑


だけど、伊野尾くんのめざましテレビへの起用理由を見ていると、私の嫌いな世界事情だけではないように思えた。
かわいらしい外見から繰り出される建築の難解な専門用語や自らの体験に基づく冷静な社会分析など、そのギャップがとても新鮮でした。そんなどこかしら不思議なキャラを持つ伊野尾さんには、『めざましテレビ』に必ずや新しいうねりを起こしてくれると思います
今年は18才に選挙権が引き下げられ、夏にはリオ五輪もあります。ニュース、スポーツ、エンタメ…あらゆる出来事について、伊野尾さんならではの捉え方、考え方がきっと若い視聴者に共感してもらえることと思います。さらに2020年の東京五輪に向けて、変わり続ける東京の街を、建築に造詣の深い伊野尾さんとともにウォッチしていきます。
伊野尾くんのかわいらしい外見だけでなく、知性、冷静さ、客観性、ギャップ、神秘性、若者からの人気、いち20代男性としての目線、社会性、建築、色々な伊野尾くんを見つけて抜擢してくれたのだろうと思えた。
リオ五輪が、そして迎える東京五輪が伊野尾くんを必要としている。
...そんな大口を叩くくらいには私も熱心な伊野尾担だ。


嬉しかった。
素直に嬉しいと思えた。


伊野尾くん、めざましテレビの木曜レギュラー決定おめでとう。
世の中の色々な出来事に対する伊野尾くんの視点や意見が聞けるのを楽しみにしています。










ファンが仕事選んでんじゃないよ、ってね。わかってるよ。

*1:設定は一旦忘れてほしい

*2:ポポロ2016年3月号 ロングインタビュー